相模原市で更年期障害を鍼灸治療で改善するはりきゅう中野屋です。
女性ホルモン欠乏による症状を学びました
9/8メノポーズ研修会神奈川支部に出席しました。
研修会では閉経による女性ホルモン・エストロゲン（卵胞ホルモン）低下により引き起こされるリスクと疾患について学びます。
女性ホルモンと聞けば女性であれば月経をはじめとした産婦人科領域を連想されるでしょう。脂質異常症、動脈硬化症、骨粗しょう症、肥満、糖尿、泌尿・生殖器疾患これらは女性ホルモン欠乏により引き起こされるものです。
脂質異常症、動脈硬化症は女性ホルモン（エストロゲン）の作用によってLDLコレステロールの低下、HDLコレステロールの増加、LDLの酸化抑制、また血管をしなやかに保つ作用により動脈硬化を抑える力が弱くなることで進行します。
骨粗しょう症はエストロゲンの働きによりカルシウムを骨につなぎとめるコラーゲンを助け、骨形成（骨芽細胞）を促し、骨吸収（破骨細胞）を抑制します。また副甲状腺ホルモンの骨吸収を抑える作用が弱まることで進行します。骨粗しょう症には他にも進行するファクターがありますが、重要なファクターの一つです。
エストロゲン欠乏によりインシュリン抵抗性が増大し、リポ蛋白リパーゼ（脂肪合成）の活性が進み、かつ腹部脂肪分解活性の減退により内臓脂肪型肥満になりやすい。
変形性膝関節症の治療を学びました
9/9八王子はり研究会例会に出席しました。
症例発表で変形性膝関節症が取り上げられました。経験豊富な先輩の先生からの発表でしたが残念ながら思ったような効果が得られなかった、貴重な発表でした。
千葉先生からのアドバイスとしては膝蓋骨の動きをよくする、大腿四頭筋を緩める、さらに大腿後面の半腱様筋・半膜様筋、下腿三頭筋を緩めることで関節が動きやすくなる、というものです。つまり患部の対処も大事だが周辺の筋肉を適正化することで関節の可動が改善するということです。器質的変化として関節軟骨の摩耗がありますので、現状よりラクに日常生活が送れることがゴールになります。
はりきゅう中野屋
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