膝蓋前滑液包炎、足底腱膜炎の方に鍼灸をした結果

相模原市で更年期障害の臨床経験が豊富なはりきゅう中野屋です。

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膝蓋前滑液包炎の事例

70才目前の男性でテニスなど活発にされている方です。いつも通りに活動したところ感じたことがない足のだるさがあり、翌日には膝小僧が腫れあがった、というものです。

すぐにネットで調べて膝の腫れ、水を抜くという情報を得て病院を受診して水を抜いてもらいました。ところが翌日には元通りに腫れあがりがっかりしたそうです。

当院には2年前にふくらはぎの痛みで来院したことがあり、思い出して来院されました。最も腫れている部位の周径(太さ)の差は4㎝で腫れが引くまで基本安静にできることを確認のうえ、治療を引き受けました。

うつ伏せで膝の裏と上下20㎝ほどの範囲で反応点を探して鍼をしました。仰向けでは患部は避けて膝の上下20㎝の範囲で反応点に鍼をしたのち、患部に棒灸をしました。3週間で5回治療をして周径差は1㎝までに回復しました。

注意点としては腫れがピークの時は膝を曲げるとやや曲げづらいことはあっても、痛みは強くないので普通に動けてしまいます。しかし最低限の活動にしないと腫れが引かないだけでなく、さらに悪化しその場合は難治になることが多いので、そうならないようしばらくやりたいことは辛抱するように指導しました。

ちなみに昔は別名で女中膝ともいわれ文字通り男女比は女性が多いです。

足底腱膜炎で来院した患者さま

30才代の女性が足底腱膜炎を訴え来院されました。足底腱膜炎自体は患部へのパルス治療、起床後にかかとにパッドが入ったサポーターを履いてから立ち上がる、長時間の歩行、高いところから低いところへのジャンプなどを控えれば順調に回復することを伝えました。幸いにも予想通り回復しています。

聴くと卵巣嚢腫も患っており、片側の腹部が少し腫れて固くなっていました。1か月後に病院で検査を控えているそうです。そこで週一回の通院で腹部は棒灸で表面を緩める、陰部神経の周囲にパルス治療をして卵巣や子宮の血流を改善することで、今より状態を良くしませんかと提案しました。

検査は今週なので結果はまだ不明ですが、お腹の張りはなくなり、腰痛は感じなくなり、PMSもいつもより楽だったそうです。

はりきゅう中野屋

相模原市中央区上溝2429-1
TEL:042-854-8914(予約制)
受付時間:午前9時~12時、午後2時~7時

日曜日、水曜日は休み

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