「解剖学に則った鍼灸臨床の実際・頸部編」に参加しました。

1町田先生との出会い
平成29年5月10日に神奈川県労働文化会館で行われた神鍼会平成29年度第一回セミナーに参加しました。講師は人間総合科学大学非常勤講師・メディコ新宿代表・医学博士・鍼灸師町田雅秀先生です。昨年に引続きセミナーの講師をされました。昨年は都合がつかず参加できなかったので念願かなって参加しました。
20数年前に早稲田にあった鍼灸学校に通っていた時に担任して頂いたのが町田先生です。当時からニコニコしながら、すごく難しいことをわかりやすく教えて下さったのが印象的です。同級生の間では町田先生のことを「ミスターデルマトーム」と表現して尊敬しておりました。

2頸部について
さて、セミナーの始まりに、あらゆる症状を持った患者さんはもちろんどんな患者さんでも最も大切なのはクビです、と仰いました。私も自身の臨床において、また同業者との懇談の中でクビについての重要性は承知していたところなので「やっぱりなぁ」と納得しました。講義が始まりスライドが怒涛の如く送られます。
通常2~5ページほどの資料が多いのですが、なんと28ページです。スライドがどんどん進むのも無理はありません。頸部のこり(筋緊張)が及ぼす自律神経への影響、めまいの誘発、また五感と五行の関連と称して東西医学をうまく融合して説明する辺りはさすがです。頸部の解剖とタイトルにあるように頸椎、周囲の神経・血管について、筋肉の説明は膨大な資料の中から特に大事なところを詳細に解説されました。この内容で神鍼会会員(たったの)1500円、会員外3000円です。これを見た鍼灸師はぜひ参加しましょう。

3ほぼほぼ首こりの患者さんでした
翌日からの臨床では朝から夜までほぼ頸部のコリが主訴だったり、自覚はないがこっている方ばかりで「ちょうど昨夜クビの勉強してきまして…」と言って受け売りの説明をしました。
眼精疲労、視力の低下、鼻水・鼻つまり、耳鳴り、味覚異常、めまいなどは頸部のコリが必ずあります。また、講義中に興味深かったのは解剖学・生理学の見地で頸部の大切なところが経絡治療の八王子はり研究会で指導される治療のポイントと合致しているところでした。

私は自信をもって経絡治療で臨床に臨みますが、勉強・知識はヒトが多面体なので一方向から考えず多面的に捉える大切さを感じた一日でした。
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はりきゅう中野屋

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