花粉症に鍼灸治療で対応

はりきゅう中野屋 服部政博です。

本日、春一番が吹きました。「もうすぐ春が訪れる」自然界のサインですので暖かくなったらどこへ行こうか?何をしようか?いろいろ思いを巡らせることでしょう。しかし、アレルギー体質の方にとってはスギ花粉などが飛び散るわけですからイヤな季節が始まったサインとも言えるでしょう。

鼻水、鼻汁、鼻つまり、くしゃみ、目のかゆみ、人によっては耳までかゆくなるそうです。東洋医学では陰の気が強い冬の間に陽の気が外へ出ないよう貯めようとします。ところが冬に寝不足が多かったり、冷たい飲み物など胃に負担がかかる食生活を送ることで本来、春に陽の気が活発になり発散するサイクルが崩れてしまいます。

陽の気が適度に発散することができず、上焦特に顔面に陽の気が溜り鼻や眼に炎症が起こり花粉に反応する、と考えます。経絡の流注では陽明経が関係し、ついで督脈、太陽経が関わっています。

四診により脾経が虚している場合、胃や陽明経に陽の気が不足して発散できず、下焦に行くこともできず、陽明経に陽の気がたまることで花粉症の症状が発生します。

この場合本治法で脾を補い、実しているところを瀉して経絡全体を整え陽の気を発散できるようにもっていく。鼻水、鼻汁、鼻つまり、くしゃみ、目のかゆみは奇経治療、子午治療で改善します。

当院では花粉症を訴え来院する方もおりますが、他の症状で継続して治療している方から「毎年花粉症で苦しんでいたけど今年は楽だなぁ」という声が少なくありません。

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はりきゅう中野屋

相模原市中央区上溝2429-1 042-854-8914・予約制

午前9時~12時 午後2時~7時 (受付時間) 日曜日・水曜日定休

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